昨日、光洋マテリカ㈱の名誉会長、吉田三栄吉氏の講演に参加してきました。
「信用力と経営理念 真・善・美」というテーマの講演で、最近の企業の不祥事や外国の諸問題などを例にとりながら、経営者として必要なもの についてのお話でした。
その中の、「経営者には3つの目が必要である」という話が印象に残りました。
3つの目は、ご存知の方も多いかも知れませんが、
虫の目、鳥の目、魚の目
のことです。
「虫の目」は、近いところで、複眼をつかって様々な角度から注意深く見る目のこと。
「鳥の目」は、虫では見えない広い範囲を、高いところから俯瞰する目のこと。
「魚の目」は、潮の流れを読む、つまり世の中の流れを敏感に感じる目
のことです。
ミクロ的な視点とマクロ的な視点から経営をおこなっていく必要があるということですね。
小さいところしか見ていないところもありますので、「木を見て森をみず」とならないように、3つの目で、自分の環境を見ていくようにしたいと思います。