こんにちは、行政書士高です。
今年の4月から開始された制度に、「中小企業雇用安定化奨励金制度」というものがあります。
これは、契約社員・嘱託社員など、期間の定められた労働契約を結んでいる労働者を正社員にする場合に、奨励金を出すという制度です。
この奨励金をもらうためには、就業規則に、契約社員等がどのような場合に正社員となることができるということを定めておく必要があります。
支給額は、一事業主について、35万円です。
また、3人以上正社員に転換した場合には、1人につき、10万円支給されます。
条件としては、中小企業事業主で(業種によって異なりますが、資本金5000万円未満・労働者50人以下ですと対象となります。対象となる労働者が雇用保険に加入していた などがあります。
※ 中小企業事業主・・・・業種によって異なりますが、資本金5000万円未満・労働者50人以下ですと、どの業種でも対象となります。
契約社員等を雇用していて、雇用保険にも加入しており、その方を正社員にしたいと考えている方には、ぜひ、活用したい制度かと思います。