会社設立と同時に会社名義で事務所を借りる場合には、設立手続きと事務所の物件探しを同時進行でおこない、設立書類を法務局に提出してすぐに新しい事務所の契約をおこなえるようにしておく必要があります。

会社を設立する場合、本店住所を登記しなければいけませんので、新しい事務所を会社の住所とする場合には、事務所の契約をまず行わなければいけません。

「とりあえず、自宅を会社の住所にして会社を設立して、そのあと、事務所を契約」

ということでも手続としては問題ありませんが、会社の住所移転は費用がかかります。

会社の住所を管轄する法務局が変わるかどうかによって違いますが、最低3万円必要です。

 

このお金は非常にもったいないです。

この余分な費用をかけないために、事務所の仮押さえをして、借りる事務所の住所で会社の登記を行い、登記が完了したら登記簿謄本を提出し、本契約という流れでおこなうとスムーズにいくことがあります。

たいていの不動産業者であれば、会社を設立するので法人として契約したい旨を伝え、事業内容がその事務所の用途にあっていれば、仮押さえという形で了解してもらえますので、不動産屋さんに話をしてみてください。

 

また、ご依頼いただければ、その旨を弊社から不動産屋さんにご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

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