ちょっとした気配り。

こんにちは、行政書士の高です。

ホテルでは、おもてなしの心を大切にしています。

ホスピタリティともいいます。

僕は、ホテルで働いていたことがあり、行政書士の業務を行う上でも、ホスピタリティを重視しています。

「こういうことをやってくれたら助かるだろうな、うれしいだろうな」

ということを常に考えています。

それをサービスに落とし込んで提供させていただいています。

中には、他の方だと、「そんなことまでやらない」という部分もあるかもしれません。

 

少し動くだけで、少し頭を働かせるだけで、依頼していただいた方のためになるのなら、ドンドン形にしていきます。

 

ただ、昨日は、お世話になっている税理士さんのちょっとした気遣いに感動でした。

僕らが作成する書類には、経営者だけに見てもらいたいものがあります。

会社によっては、郵便物は、先に従業員の方が中身を確認する場合もあるかもしれません。

そういうことがないように、その税理士さんは、書類を送る会社に、郵送する方法を電話で確認していました。

 

言われればそういう問題も起きるかもしれない。

ということはありますが、それを前もって気づけることがすばらしいです。

 

それは、その税理士さんが顧問先の会社のことを真剣に考えているからだと思います。

 

専門家は、能力にプラスして、そのような気遣いが必要だなと強く感じました。

 

 

 

会社設立時の資本金はいくらにすればいい?

こんにちは、行政書士の高です。

会社設立相談の中で、一番多く受ける質問が、

会社設立時の資本金はいくらにすればいい?

という質問です。

会社法が新しくなって資本金は1円からでOKとなり、自由に決めることができることになりました。

会社設立時の資本金の額が自由になったことで、会社を設立しやすくなりましたが、自由すぎて逆に決めかねるということがあります。

 

 

小学校のときに、「何でもいいから自由に絵を書いて!」と先生から言われて、何を書こうか迷うことに似ているかもしれません。

 

 

話がそれましたが、以前は、有限会社は資本金300万円以上というという規制がありましたので、これを1つの目安とするのがまず1つの方法です。

資本金300万円ですと、対外的な信用力・会社の体力という面からも妥当な金額ですので、決めかねている方には資本金300万円でスタートすることをアドバイスしています。

 

ただ、会社を設立する方の状況は同じではなく、設備投資が必要であったり、融資が必要であったり、売上の見通しがなかったりする場合がありアドバイスも変わってきます。

 

どのようなことに注意しなければいけないかということはなかなかわかりにくいものですので、会社を設立する方は専門家に一度相談することをおススメします。

 

 

 

何をすればいいかわかりました!

こんにちは、行政書士の高です。

 「会社を設立したい!でも、何をどう動いて良いかわからない。」

このような方はたくさんいらっしゃいます。

まだ、事業を行っていない方ですと書籍を読んだり、ネットで調べたりすることもできますが、事業をすでにされている方であれば、なかなか専門的な知識を勉強することができません。

逆に、一生のうちに何度もやることがない、会社設立の手続に時間を割くと、事業に支障がでます。

 

ですので、専門的なことに関しては、できるだけ早いうちに専門家に相談するが一番よいと思っています。

これは、僕が会社設立の手続を仕事にしているからではありません。

専門的なことを勉強する時間があれば、営業活動や売上管理・従業員とのコミュニケーションなどに時間を割くほうが、よっぽど売上につながるからです。

 

また、自分で調べると知識を吸収することができますが、多くの場合、断片的な知識であり、その方に合った情報とは限りません。

ある程度調べ、専門家に相談し、わからない点・疑問に思ったことをぶつけて整理する。

こうすることで自分にあった情報を得ることができ、スッキリするかと思います。

 

今日も、会社設立の相談が終わった後に、

「何をすればいいかわかりました!ありがとうございました。」

と言っていただけました。

 ありがたいです。

 

今日お会いした方も、

「やったことがないことなので、何から手をつけていいか・どう動けばいいのかわかならなかった。」

とのことです。

同じような悩みをお持ちの方は、専門家に相談されることをおススメします。

 

研修会。

こんにちは、行政書士の高です。

昨日は、僕が所属する支部で研修を受けていきました。

内容は、建設業と産廃収集許可申請における改正点についてです。

法令や規則などは、改正が多いので、当然、自分でチェックしていますが、このような研修を受けることで再度確認できたり、同業の方から新しい知識を得ることができたりと、非常に有益ですのでありがたいです。

 

また、建設業許可1つを取ってみても、まだまだ学ぶべきことがたくさんあることがあるので、がんばらないといけないなと再認識しました。

 

1つ1つの知識を自分のものにし、お客様に還元していきたいですね。

 

 

ホウ・レン・ソウ。

こんにちは、行政書士の高です。

サラリーマンのころ、「ホウ・レン・ソウ」が大切であると、上司から散々言われました。

そのおかげで仕事をしていくうえで、判断に迷ったり、ミスをした場合などは、上司あるいは先輩社員に、報告・連絡・相談を欠かさない習慣がつき、今でも役に立っています。

 

 

今は、個人事業ですが、他士業の方と一緒に仕事をさせていただくことも多々あります。

そのときに、必要となるのが、ホウ・レン・ソウです。

 

 

例えば、僕が仕事をいただいた立場ですと、紹介していただいた士業の方にはお客様と直接やりとりした内容をすぐに報告します。

報告しないと、紹介してくれた方はどうなったのかわかりませんし、こちらから報告するのが礼儀です。

 

特に、紹介していただいたお客様から直接報酬をいただく場合は要注意です。

紹介してくれた士業の方が、気を利かせてくれてお客様に入金を促してしまう場合があるからです。

こうなると、お客様からすれば、「払ったのにどういうことだ!」と、お叱りを受けることになるでしょう。

お叱りを受けるだけならよいのですが、そのまま信用をなくす可能性もあります。

 

しかも、信用をなくすのは、そのお客様にかかわった士業すべてです。

 

 

ホウ・レン・ソウ

 

当たり前のことをしっかりやっていかなければいけないです。

 

 

覚悟。

こんにちは、行政書士の高です。

資格業ではありますが、僕も経営者の1人です。

しかも、中小企業です。

もっというと、零細です。

 

売上をあげるために、日々、自分と戦っています。

毎日が戦争だと思っています。

どれだけ売上があっても、毎日、売上・問合せがあるかどうか気になります。

数ヵ月後、1年後の売上をあげるために、歯を食いしばってやってます。

 

 

それは、

「行政書士としてやっていく!」

という覚悟があるからです。

 

 

覚悟があるから、がんばることができる。

ともいえます。

 

 

中小企業の経営者の方から

「事業を始めたときから覚悟はしている!」

というお叱りを受けそうですが。

 

 

いい時ばかりではないので、最後は、精神的な部分が経営を左右すると思いますので、軸をしっかりもった経営をしていくことを自分に再認識させたいと思います。

 

 

イメージだけで判断すると・・・

こんにちは、行政書士の高です。

「イメージ」

これは、ビジネスをしていくうえで非常に大切だと思います。

TVCMを見れば、一目瞭然です。

例えば、貸金業のCM。

有名なタレント・人気のあるタレント・綺麗な女性タレントを起用して、イメージアップを図ります。

当然、イメージはいいです。

やさしいイメージです。

助けてくれるイメージです。 

 

それを見た消費者は、イメージがいいので、借りに行きます。

 

しかし、実際は、どうでしょうか。

 

貸金業者はグレーゾーンというあいまいな法律とCMによって消費者に与えているよいイメージだけで消費者が判断していることも手伝って、客観的に返せないとわかっているにもかかわらず貸します。

 

そのお金で事業がうまくいけばいいですが、結局返済可能額を超えている場合が多いので、失敗する可能性が高いです。

失敗するとドンドン下り坂です。

貸金業が業務停止となっていることを見れば明らかです。

 

もとをだどれば、企業のイメージ戦略によって、自分にとって都合のよい先入観をもちすぎたことによります。

 

借金はいけない!

そんなことはいうつもりはありません。

事業を行っていくうえで適切な借入金は、事業を円滑します。

事業の拡大のスピードを早くします。

 

ただ、イメージがいいからとって、そのとき適切な選択をしているとは限りません。

 

書店にいけば、これからは、

「ブランディングだ!」

という本がたくさんあります。

 

しかし、経営は実質です。

イメージだけで判断すると取り返しのつかないことになります。

 

実質を判断できる基準を自分の中で確立していくことが会社を経営していくのに必要な能力の1つではないかと強く感じます。

 

イメージだけで判断しない。

経営していくうえで忘れてはいけない指針の1つだと思っています。

 

 

 

 

商品の選定。

こんにちは、行政書士の高です。

事業を行っていくうえでどの商品を販売するかということは非常に大切ですが、

「どれが売れるか?」

ということはやってみないとわからないので、扱う商品の選択は判断が難しいです。

ですので、できれば在庫がないものあるいは在庫のない状態で商売ができるような商品が望ましいです。

その点、行政書士は、仕入れがありませんので「在庫を抱える」ということがなくリスクが少ない事業といえるかと思います。

ただ、取り扱うことができる業務の幅が広く、それぞれに専門性がありますので、どの分野でいくかという判断に迷います。

 

僕は今のところ、

「需要が大きいかどうか」

で判断しています。

ですので、会社設立・建設業関係にチカラを入れています。

 

売上が上がらないのは商品の選択の時点で間違えていることもありますので、常に注意が必要ですね。

 

偉大なる田舎。

こんにちは、行政書士の高です。

今日は、経営事項審査の依頼をいただいた建設業の社長さんにお会いしていろいろお話を聞かせていただきました。

その中で、

「名古屋は偉大な田舎。」

という言葉がありました。

名古屋は、昔からの人の結びつきを大切にする街であるといいう意味だそうです。

逆にいうと、昔からの結びつきがない人には冷たいということで、僕も出身が田舎ですので、意味するところはよくわかります。

 

こういうところがあるので、東京・大阪よりも名古屋のほうが好きなのかもしれません。

 

ワンマン経営の功罪。

こんにちは、行政書士の高です。

先日、内部告発により、牛肉偽装事件が明るみに出ました。

記者会見であいまいな回答をしていましたが、ついに、「指示した」と白状しました。

ワンマン社長のもとで、牛肉に豚肉をまぜるなど、社員の独断で行うことなどできるはずもないことは明白であり、「やっと認めたか」という感じです。それもあいまいに答えていましたが。

最近、コンプライアンスとよく耳にすると思いますが、法令の前に道徳の問題です。

豚肉を混ぜた牛肉コロッケを自分が買ったらどんな気持ちだろう?

と考えなかったのでしょうか?

 

また、「社長は雲の上の人」 と元工場長がおっしゃっていましたが、このような社風をつくった社長の罪は重いです。

ちょうど、昨日、経営方針を策定しそれに向かって社員と一緒にがんばって業績が向上している企業の話を社長さんから聞きましたので、どうしてもたぶってしまいます。

 

創業期は、社長がグイグイ引っ張っていくことが重要かと思いますが、いつまでも社長に頼りっきりでは、会社は伸びないのでないかというのを痛烈に感じます。

 

お客様に喜んでいただくために自分たちはどういう方向に向かっていかなければいけないか―自分たちの存在意義・存在価値を常に意識して仕事をしていくことを肝に銘じたいと思います。