ワタミの戦略

 ユニクロが過去最高益ということで、テレビで取り上げられていましたが、ゲストで出演していたワタミの社長が、戦略について、下記のようにコメントしていました。

 「どこでも食べられる、ベーシック商品を掘り下げて一番売れるようにする。 ベーシック商品があってマーチャンダイジングをおこなう。」

 ワタミでは、餃子が一番売れるそうです。

 

 確かに、ビールと餃子は相性がいいですね。飲み会でいったお店に餃子があれば、注文していたような気がします。

 

 基本がしっかりしていないと商品数を増やしても、継続して来店してもらうお店にはできないということでしょうか。

 

 そういえば、僕が月に1回程度、行くお店には、「たまご焼き」という、行くと必ず注文するその店のベーシック商品があり、賑わっています。

 

 行政書士でいうと、法人設立・建設業許可がベーシック商品かもしれません。

 テレビでいっていたちょっとしたコメントが自分の事業を見直すヒントになることも多いかと思います。

 

 さて、今週10/17の土曜日に第1回目を迎える勉強会、名古屋スモールビジネススクール(NSB)では、参加いただく経営者の方の、経験をもとにしたお話を聞いたあと、参加者全員で意見交換をおこなうスタイルで進めていく予定ですので、上記のようなヒントが得られるのではないかと思っています。

 

 10月17日は、下記の会場で18:30からおこないますが、現在、残すところあと3名で定員となります。

 ご興味がある方は、早めにお申し込みいただければと思います。

 

 【会場名】

 名古屋会議室 名駅モリシタ名古屋駅前中央店

【住所】

名古屋市中村区名駅三丁目13-31 名駅モリシタビル7階

【アクセス】

名古屋駅から徒歩約4分、ユニモール地下街4番出口から徒歩約3分

【地図】 

グーグル地図

 

 

僕と面識のない方でも、お気軽にご連絡いただければと思います。 

参加希望の方は、下記までメールください。(件名は、「NSBの件」でお願いします。)

info@taka-office.com

 

 

在留資格取得の不正代行。

 警視庁が2006年以降に摘発した外国人による偽装結婚や不法就労事件のうち、少なくとも10件で、在留資格などの不正取得の手続きを行政書士が代行していたことが判明し、手続きをおこなった行政書士も事情聴取されているようです。

 「偽装とは知らなかった」

と言っているそうです。

 偽装と知っていて手続きをおこなった場合は、問題外で、一刻も早く行政書士の資格のはく奪を願いますが、一番の問題は、偽装等の不正申請にかかわらないように業務を進めていくようにしなければならないということで、その方法を各県の行政書士会で研修や案内をいち早くおこなう必要があるかと思います。

 

 偽装結婚ということでいえば、申請をしたい方と直接会う・配偶者とも直接会う・自宅に行く・勤務先も確認するなどいろいろな方法があるかと思います。

 手間がかかりますし、真面目に申請をしようとしている方から依頼の場合、なかなか協力をお願いしにくい事項もあるかもしれません。

 それでも、できる限り、不正申請に対する対策をおこない、疑わしい事案については、断るということも必要です。

 

 一部の行政書士のおかげで他に真面目に仕事をおこなっている方に迷惑がかかるということを、認識してほしいと思います。

 非常に残念であるとともに、一人の行政書士として恥ずかしいニュースでしたが、今後、このようなことがないように、会員全員が取り組んでいくべき課題であると感じております。

 

 

中小企業の経営者にはブレインがいない?

仕事をさせていただいている会社の役員の方とお話をしていたところ

「中小企業にはすぐに相談できるブレインが必要だが、そういう人がいない場合がある」

と言っておられました。

 

変化の早い現在において、迅速に時代の変化に対応する力が必要です。

今まではよかった事業が、機械化や景気等の時代の流れにより売上が減少し、今後は関連する事業やその他の新しい事業に進出する場面もあるかと思います。

 

このような時には、すぐに行動することが必要となりますが、他の事業に進出するときには、

・売上を上げるためのマーケティング

・事業を立ち上げる際の資金繰りなどの財務

・必要となる人材に関すること

・事業をおこなううえで必要となる許認可に関すること

など、様々な問題を考慮する必要があります。

 

しかし、これらの問題を1人で、あるいは社内だけで解決しようとしても、専門的な知識が必要となり、難しい場面も多くみられます。

すぐに動けるようにしていくためには、ブレインを見つけ、すぐに相談していくという体制が必要ということなのだと思います。

 

ブレインというと、税理士や社労士など「士」とつく職業の人がすぐに思い浮かびますが、他の業種の経営者の方もブレインになりえます。

 

今月に第1回目を迎える名古屋スモールビジネススク―ル(NSB)は、まさに経営に関する勉強もおこないながら、すぐに相談できる場としても活用していきたいと思っている会です。

NSBは、小さな会社が継続して経営をおこなっていくための勉強会です。

 

ご興味のある方は、ぜひ、ご参加いただければと思います。

 

第1回のNSBは、10/17(土)の18:30のスタートで、名古屋駅から徒歩4分の下記の会場での開催となります。

【会場名】

名古屋会議室 名駅モリシタ名古屋駅前中央店

【住所】

名古屋市中村区名駅三丁目13-31 名駅モリシタビル7階

【アクセス】

名古屋駅から徒歩約4分、ユニモール地下街4番出口から徒歩約3分

【地図】 

グーグル地図

 

今回は、20人の定員で、定員となり次第締め切りますので、「参加したい!」という方は、下記までご連絡いただければと思います。

僕と面識のない方でも、お気軽にご連絡いただければと思います。 

(件名は、「NSBの件」でお願いします。)

info@taka-office.com

 

 

運送業許可で一番注意するポイント

運送業許可(正確には、一般貨物自動車運送事業)を取得する際に、一番、注意しないといけないポイントは、営業所・駐車場として使用予定の土地が、条件を満たしているかどうかです。

使用する土地は、都市計画法に抵触しないものでなければならず、市街化調整区域のみならず市街化区域でも利用できない用途地域があります。

また、土地自体が条件を満たしていても、駐車場から出る際の道路(前面道路)が、一定以上の広さがないと許可がでません。

 

運送業の許可の場合、基本的に申請の前に、駐車場を借りている状況にしておかないといけないのですが、使用予定の土地がどういう土地かを調査する前に、契約してしまうと、保証金等が無駄になってしまいます。

実際、担当の方に聞くと、市街化調整区域で書類を作成してくる方もいらっしゃるそうです。

当然、その時点で、別の土地を探してもらうことになります。

 

運送業の許可申請は、提出する書類も多いですが、一番のポイントは、保証金等のお金が絡む営業所・駐車場の選定です。

契約をする前に、十分に調査しておく必要がありますので、不安な場合は、市区町村と運輸支局で確認するか、行政書士にご相談ください。

 

また、弊社のホームページ(愛知運送業許可代行オフィス)にもポイントを記載しておりますので、ご参考ください。

営業所の条件

車庫の場所・広さ

車庫の前面道路にも注意

 

 

会社の規模の縮小は難しい。

再建を目指しているJALですが、民主党政権になってから計画が甘いという指摘があり、別のチームにより再建計画の見直しをしているようですが、JALの社長が取材の中で、

「会社の規模の縮小は難しい」

と言っているのが印象的でした。

 

売上が伸びてくると、社員を増やしたり、事務所を広いところに移転したりと、規模を大きくしていかないといけない場面が出てくると思います。

これにより人件費・家賃等の固定費があがりますので、売上が減ってくると、固定費が経営を圧迫していくことになります。

しかし、一旦、社員を雇うと、なかなかやめてもらうことは難しいので、JALも苦労しているのではないでしょうか。

 

規模が大きくなったときにもメリットがありますが、このようなデメリットもあることを考えながら、経営していくことが必要なのでしょうが、何とも難しい問題ですね。