LECで講師【2009/11/28(土)】

今週の土曜日の11月28日に、LEC東京リーガルマインドの名古屋駅前本校で、講師をさせていただくこととなりました。

半年ほど前に、一度、講師をさせていただいたのですが、再度、お話をいただきましたので、ありがたくお引き受けいたしました。

 

内容は、「行政書士は、食えるのか?食えないのか?」というもので、「自分でいいのかな?」と思いながら、開業5年目に突入しましたので、今までを振り返る意味も込めて、精一杯、お話させていただければと思います。

具体的には、「僕が今までどのように仕事を獲得してきたか」という点を中心に、これから資格を目指す方のモチベーションがあがる話が少しでもできればと考えております。

 

ご興味のある方は、下記のホームページから内容をご確認ください。

LEC東京リーガルマインド

 

 

事務所の立地。

事業をおこなうときに、事務所を借りる場合がありますが、業種によっては、お客様に自社を選んでいただく選択肢の中に「立地」が非常に重要なウェイトを占める場合があります。

飲食店は、立地が重要と言われる業種の1つですね。

 

行政書士は、訪問するほうが多いので、あまり関係ないかと思っておりましたが、先日、依頼をいただいたお客様に弊社を選んでいただいた理由を聞いてみると、「会社から自宅の帰り道にある事務所を探していた」とのことでした。

 

このほかにも理由はありますが、立地が大きなポイントになっていたということです。

 

もし、事務所が別の場所にあったら、依頼をいただいてないかもしれないと考えると、「今の場所でよかった」と思う一方、「他の場所だとこのような理由で選ぶお客様にもっと依頼をいただけるのではないか?」とも思います。

 

行政書士を選ぶ際、「近いから依頼した」という声はよく聞きますが、行政書士の事務所の立地についても、よく考えて場所を選定する必要があることを強く感じる経験でした。

 

◆お知らせ

NSB(名古屋スモールビジネススクール)では、参加される経営者が経験した内容を中心に、勉強していく会です。

経営に関するテーマは、たくさんあり、書籍も多くありますが、経験した生の声というのは、なかなか聞けるものでないと思います。

NSBでは、「実体験」ということを1つのテーマにしている勉強会です。

次回の前半は、経営者の失敗事例を参加者の方にお話いただく形式を予定しております。

失敗から学ぶことは多いので、僕は今から楽しみにしております。

 

第3回のNSB(名古屋スモールビジネススクール)の概要は、下記となります。

僕と面識のない方でも、ご興味がある方は、お気軽にご連絡いただければと思います。 

参加希望の方は、下記までメールください。(件名は、「NSBの件」でお願いします。)

info@taka-office.com 

 

【日時】 2009年12月19日(土) 18:15スタート (20:30終了予定)

【テーマ】

・失敗事例発表

参加者の方全員で、経営に関する失敗事例を発表します。自社に限らず、周りから聞いた失敗事例でもOKですので、参加される方は、失敗事例を発表できるよう準備をお願いいたします。

・ミニセミナー(税理士伊藤初彦氏)

稼げる社長のビジネスコミュニケーション術 「こんな会社は危ない!」 

【定員】 25名  

【場所】

中京大学文化市民会館 第2会議室
(HPはこちら→http://www.bunka758.or.jp/02shisetsu/02shisetsu_01.html

住所:名古屋市中区金山一丁目5番1号

アクセス:JR中央本線 東海道本線「金山」下車北へ徒歩5分又は名鉄本線「金山」下車北へ徒歩5分 

【地図】

詳しい地図 

【会費】

会費は、会場費と教材費を人数で割りますので、当日まで確定しませんが、1,000円前後かと思います。

また、懇親会に参加される場合には、3,000円~4,000円ぐらいかと思います。これももちろん、実費ですので、参加人数で割ります。

 

経営について、本気で勉強したい方からのご連絡をお待ちしております。

 

 

 

 

 

第3回NSB(経営勉強会)のお知らせ。

第3回の名古屋スモールビジネススクールの概要が決まりましたので、お知らせいたします。

【日時】 2009年12月19日(土) 18:15スタート (20:30終了予定)

【テーマ】

・失敗事例発表

参加者の方全員で、経営に関する失敗事例を発表します。自社に限らず、周りから聞いた失敗事例でもOKですので、参加される方は、失敗事例を発表できるよう準備をお願いいたします。

・ミニセミナー(税理士伊藤初彦氏)

稼げる社長のビジネスコミュニケーション術 「こんな会社は危ない!」 

【定員】 25名  

【場所】

中京大学文化市民会館 第2会議室
(HPはこちら→http://www.bunka758.or.jp/02shisetsu/02shisetsu_01.html

住所:名古屋市中区金山一丁目5番1号

アクセス:JR中央本線 東海道本線「金山」下車北へ徒歩5分又は名鉄本線「金山」下車北へ徒歩5分 

【地図】

詳しい地図 

【会費】

会費は、会場費と教材費を人数で割りますので、当日まで確定しませんが、1,000円前後かと思います。

また、懇親会に参加される場合には、3,000円~4,000円ぐらいかと思います。これももちろん、実費ですので、参加人数で割ります。

 

 

僕と面識のない方でも、ご興味がある方は、お気軽にご連絡いただければと思います。 

参加希望の方は、下記までメールください。(件名は、「NSBの件」でお願いします。)

info@taka-office.com

 

 

第2回NSBを終えて。

第2回名古屋スモールビジネススクール(NSB)が開催され、今回も盛況でした。

今回は、「雇用が伴う助成金の使い方」を社会保険労務士の船岡氏が、「社員とのビジネスコミュニケーション術」を伊藤会計事務所の伊藤氏が担当で、ミニセミナー形式でおこなっていただき、その後、経営に関する意見交換をおこなうといった内容でした。

 

助成金については、経営と雇用は密接に関連しておりますが、従業員を採用するにしても固定費が発生し、二の足を踏む状況ですが、このときに使える助成金について概要と実情を踏まえて話が聞けましたので、従業員を採用する際にはぜひ、参考にしたい内容でした。

 

NSB第2回.jpg
また、社員とのビジネスコミュニケーションについては、アメリカで学んだビジネスコミュニケーションと実体験を織り交ぜた話が聞け、今後、取り入れたい内容が多くあり、非常に勉強になりました。
※ 写真は伊藤氏のセミナーの様子です。

初めて参加される方も数名いらっしゃいましたが、「勉強になった」という意見をたくさん聞くことができ、運営者としてもよかったなと思います。

来月は、12月19日(土)の18時~19時ごろのスタートで開催する予定です。

テーマは、近日中に決定し、お知らせいたしますので、ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。

 

 

ワタミの戦略

 ユニクロが過去最高益ということで、テレビで取り上げられていましたが、ゲストで出演していたワタミの社長が、戦略について、下記のようにコメントしていました。

 「どこでも食べられる、ベーシック商品を掘り下げて一番売れるようにする。 ベーシック商品があってマーチャンダイジングをおこなう。」

 ワタミでは、餃子が一番売れるそうです。

 

 確かに、ビールと餃子は相性がいいですね。飲み会でいったお店に餃子があれば、注文していたような気がします。

 

 基本がしっかりしていないと商品数を増やしても、継続して来店してもらうお店にはできないということでしょうか。

 

 そういえば、僕が月に1回程度、行くお店には、「たまご焼き」という、行くと必ず注文するその店のベーシック商品があり、賑わっています。

 

 行政書士でいうと、法人設立・建設業許可がベーシック商品かもしれません。

 テレビでいっていたちょっとしたコメントが自分の事業を見直すヒントになることも多いかと思います。

 

 さて、今週10/17の土曜日に第1回目を迎える勉強会、名古屋スモールビジネススクール(NSB)では、参加いただく経営者の方の、経験をもとにしたお話を聞いたあと、参加者全員で意見交換をおこなうスタイルで進めていく予定ですので、上記のようなヒントが得られるのではないかと思っています。

 

 10月17日は、下記の会場で18:30からおこないますが、現在、残すところあと3名で定員となります。

 ご興味がある方は、早めにお申し込みいただければと思います。

 

 【会場名】

 名古屋会議室 名駅モリシタ名古屋駅前中央店

【住所】

名古屋市中村区名駅三丁目13-31 名駅モリシタビル7階

【アクセス】

名古屋駅から徒歩約4分、ユニモール地下街4番出口から徒歩約3分

【地図】 

グーグル地図

 

 

僕と面識のない方でも、お気軽にご連絡いただければと思います。 

参加希望の方は、下記までメールください。(件名は、「NSBの件」でお願いします。)

info@taka-office.com

 

 

在留資格取得の不正代行。

 警視庁が2006年以降に摘発した外国人による偽装結婚や不法就労事件のうち、少なくとも10件で、在留資格などの不正取得の手続きを行政書士が代行していたことが判明し、手続きをおこなった行政書士も事情聴取されているようです。

 「偽装とは知らなかった」

と言っているそうです。

 偽装と知っていて手続きをおこなった場合は、問題外で、一刻も早く行政書士の資格のはく奪を願いますが、一番の問題は、偽装等の不正申請にかかわらないように業務を進めていくようにしなければならないということで、その方法を各県の行政書士会で研修や案内をいち早くおこなう必要があるかと思います。

 

 偽装結婚ということでいえば、申請をしたい方と直接会う・配偶者とも直接会う・自宅に行く・勤務先も確認するなどいろいろな方法があるかと思います。

 手間がかかりますし、真面目に申請をしようとしている方から依頼の場合、なかなか協力をお願いしにくい事項もあるかもしれません。

 それでも、できる限り、不正申請に対する対策をおこない、疑わしい事案については、断るということも必要です。

 

 一部の行政書士のおかげで他に真面目に仕事をおこなっている方に迷惑がかかるということを、認識してほしいと思います。

 非常に残念であるとともに、一人の行政書士として恥ずかしいニュースでしたが、今後、このようなことがないように、会員全員が取り組んでいくべき課題であると感じております。

 

 

中小企業の経営者にはブレインがいない?

仕事をさせていただいている会社の役員の方とお話をしていたところ

「中小企業にはすぐに相談できるブレインが必要だが、そういう人がいない場合がある」

と言っておられました。

 

変化の早い現在において、迅速に時代の変化に対応する力が必要です。

今まではよかった事業が、機械化や景気等の時代の流れにより売上が減少し、今後は関連する事業やその他の新しい事業に進出する場面もあるかと思います。

 

このような時には、すぐに行動することが必要となりますが、他の事業に進出するときには、

・売上を上げるためのマーケティング

・事業を立ち上げる際の資金繰りなどの財務

・必要となる人材に関すること

・事業をおこなううえで必要となる許認可に関すること

など、様々な問題を考慮する必要があります。

 

しかし、これらの問題を1人で、あるいは社内だけで解決しようとしても、専門的な知識が必要となり、難しい場面も多くみられます。

すぐに動けるようにしていくためには、ブレインを見つけ、すぐに相談していくという体制が必要ということなのだと思います。

 

ブレインというと、税理士や社労士など「士」とつく職業の人がすぐに思い浮かびますが、他の業種の経営者の方もブレインになりえます。

 

今月に第1回目を迎える名古屋スモールビジネススク―ル(NSB)は、まさに経営に関する勉強もおこないながら、すぐに相談できる場としても活用していきたいと思っている会です。

NSBは、小さな会社が継続して経営をおこなっていくための勉強会です。

 

ご興味のある方は、ぜひ、ご参加いただければと思います。

 

第1回のNSBは、10/17(土)の18:30のスタートで、名古屋駅から徒歩4分の下記の会場での開催となります。

【会場名】

名古屋会議室 名駅モリシタ名古屋駅前中央店

【住所】

名古屋市中村区名駅三丁目13-31 名駅モリシタビル7階

【アクセス】

名古屋駅から徒歩約4分、ユニモール地下街4番出口から徒歩約3分

【地図】 

グーグル地図

 

今回は、20人の定員で、定員となり次第締め切りますので、「参加したい!」という方は、下記までご連絡いただければと思います。

僕と面識のない方でも、お気軽にご連絡いただければと思います。 

(件名は、「NSBの件」でお願いします。)

info@taka-office.com

 

 

運送業許可で一番注意するポイント

運送業許可(正確には、一般貨物自動車運送事業)を取得する際に、一番、注意しないといけないポイントは、営業所・駐車場として使用予定の土地が、条件を満たしているかどうかです。

使用する土地は、都市計画法に抵触しないものでなければならず、市街化調整区域のみならず市街化区域でも利用できない用途地域があります。

また、土地自体が条件を満たしていても、駐車場から出る際の道路(前面道路)が、一定以上の広さがないと許可がでません。

 

運送業の許可の場合、基本的に申請の前に、駐車場を借りている状況にしておかないといけないのですが、使用予定の土地がどういう土地かを調査する前に、契約してしまうと、保証金等が無駄になってしまいます。

実際、担当の方に聞くと、市街化調整区域で書類を作成してくる方もいらっしゃるそうです。

当然、その時点で、別の土地を探してもらうことになります。

 

運送業の許可申請は、提出する書類も多いですが、一番のポイントは、保証金等のお金が絡む営業所・駐車場の選定です。

契約をする前に、十分に調査しておく必要がありますので、不安な場合は、市区町村と運輸支局で確認するか、行政書士にご相談ください。

 

また、弊社のホームページ(愛知運送業許可代行オフィス)にもポイントを記載しておりますので、ご参考ください。

営業所の条件

車庫の場所・広さ

車庫の前面道路にも注意

 

 

会社の規模の縮小は難しい。

再建を目指しているJALですが、民主党政権になってから計画が甘いという指摘があり、別のチームにより再建計画の見直しをしているようですが、JALの社長が取材の中で、

「会社の規模の縮小は難しい」

と言っているのが印象的でした。

 

売上が伸びてくると、社員を増やしたり、事務所を広いところに移転したりと、規模を大きくしていかないといけない場面が出てくると思います。

これにより人件費・家賃等の固定費があがりますので、売上が減ってくると、固定費が経営を圧迫していくことになります。

しかし、一旦、社員を雇うと、なかなかやめてもらうことは難しいので、JALも苦労しているのではないでしょうか。

 

規模が大きくなったときにもメリットがありますが、このようなデメリットもあることを考えながら、経営していくことが必要なのでしょうが、何とも難しい問題ですね。

 

 

 

書類は捨てない。

会社を運営していくと、会計帳簿や株主総会の議事録等の書類がたまっていきます。

この書類については、保存期間が法律で決められているものもあります。

会計帳簿ですと7年、株主総会等の議事録ですと10年となっています。この期間を過ぎれば、法律上は保存義務がなくなります。

 

しかし、捨てずに残しておくほうがよい場合もあります。

たとえば、運送業の許可申請をおこなう場合に、営業所をプレハブで申請するときには、その使用権限があるかどうかを証明する書類の提出が求められます。

売買契約書が残っていれば問題ありませんが、契約書がない場合には、請求書・領収書・納品書等により証明していくことになり、保存義務期間を過ぎ捨ててしまっていると許可が下りない可能性があります。

 

書類さえ保存しておけば、このような場合にも対応できますので、ぜひ、保存義務期間が過ぎた書類も保存しておいていただきたいと思います。