年金相談の業務委託。

こんにちは、行政書士の高です。

年金問題で批判の多い社会保険庁ですが、年金相談の一部を社会保険労務士会に業務委託をする方針を固めたとのことです。

現在、年金相談センターにて社会保険庁の職員が、年金相談や記録の照会、受給手続きの受け付けなどを行っていますが、業務委託に問題なければ、職員削減のため広げていきたいようです。

社会保険労務士は、年金の専門家ですし、生活がかかっていますので、社会保険庁のような一般企業では即倒産となるようなミスがおきる可能性は少ないかと思います。

ただ、個人情報を扱うことになるので、個人情報を厳重に管理できる体制を個人の事務所で完備することは難しいと思われますので、どのように解決するかが課題ではないかと思います。

 

しかし、役所をスリムにすることは非常によいことだと思いますので、早く実現してほしいものです。

 

ホッとする瞬間。

こんにちは、行政書士の高です。

仕事をしているとホッとする瞬間がたくさんあります。

建設業・古物商等の許可取得、会社の設立完了、協議書の作成完了など仕事が終わったときにホッとします。

レアなケースであったり、手間がかかる書類であったり、スピードを求められている書類であったり、お客様の要望・ケースに応じて、能力が必要とされますので、仕事が無事、形にできたときは、どれだけ申請をしてもとにかくホッとします。 

ただ、ホッとすると同時に、「お客様の役に立てたかどうか」がすぐに気になります。

いくら仕事をして自分がホッとしても、お客様の役に立てていないようであれば、意味がありません。

行政書士の仕事は、書類を完成させて納品したり、許可証を納品したりと目に見える形でお客様に見ていただくことはできるとはいえ、ときには、書類1枚で終わってしまう場合もあります。(極端な話ですが・・・)

その対価が10万円とすると、書類1枚を見せられたお客様は、単純に「高い!」と感じてしまう可能性が十分あります。

僕が逆の立場なら多分そのように思います。

 

ですので、できるだけ、お話をいただいた段階と納品の際に、どのような作業を行い・どのようなところに書類を提出・収集するのかなどをご説明するようにしております。

当たり前のことといえば当たり前ですが、行政書士の仕事は、仕事に対する報酬と価値がよくわからないものですので、少しでもお客様に納得いただけるような努力を今後もしていきたいと思います。

これからも「依頼してよかった!」「ありがとう!」と言っていただけるように。

 

迷惑メール原則禁止!【迷惑メール法の改正へ】

こんにちは、行政書士の高です。

いろいろな内容の迷惑メールが毎日100通以上きますが、その迷惑メールを規制するために、迷惑メール法(特定電子メール送信適正化法)を改正する動きがあります。

現在、同意を得ていない送信先には、「未承諾広告※」 と表示することによって、メールを送信することができますが、改正案では、相手方の承諾を得ていないメールの送信は原則禁止となります。

罰則についても、違反業者への罰金は、 100万円から3,000万円に引き上げられます。

 

年内の施行を目指しているとのことですので、早く施行されることを願っておりますが、パソコンへの迷惑メールの9割は海外から送られているものであり、迷惑メールの取り締まりには、海外の政府の協力が不可欠となることを考えると、即効性は期待できない印象です。

 

ただ、迷惑メールが1日に何百通もくると、それを選別するだけで時間がかかりますし、お客様からのメールをうっかり削除してしまう恐れもありますので、迷惑メールは、なんとか撲滅してほしいですね。