再建を目指しているJALですが、民主党政権になってから計画が甘いという指摘があり、別のチームにより再建計画の見直しをしているようですが、JALの社長が取材の中で、
「会社の規模の縮小は難しい」
と言っているのが印象的でした。
売上が伸びてくると、社員を増やしたり、事務所を広いところに移転したりと、規模を大きくしていかないといけない場面が出てくると思います。
これにより人件費・家賃等の固定費があがりますので、売上が減ってくると、固定費が経営を圧迫していくことになります。
しかし、一旦、社員を雇うと、なかなかやめてもらうことは難しいので、JALも苦労しているのではないでしょうか。
規模が大きくなったときにもメリットがありますが、このようなデメリットもあることを考えながら、経営していくことが必要なのでしょうが、何とも難しい問題ですね。