こんにちは、行政書士の高です。
昨日は、平成19年度の行政書士試験でした。
受験生のみなさんは、お疲れ様でした。
行政書士試験は、難関の国家試験の1つとなっていて、合格率は、
平成15年度・・・2.89%
平成16年度・・・5.33%
平成17年度・・・2.62%
平成18年度・・・ 4.79%
と毎年、5%前後です。
合格判定は、割合ではなく、点数ですので、それだけ難しいということですね。
行政書士試験問題は、少しずつ変更があり、昨年から、単語の記述式にかわって文章を書かせる問題となったり、一般教養の問題を減らしたりしています。
ただ、いろいろ変更があるのですが、行政書士試験問題は実務に直結しないというようなことも言われています。
法令に関しては、憲法・民法・行政法・商法(会社法含む)・基礎法学となっていますが、これらの法律は基礎的なものですので、そのままでよいかと思いますが、さらに建設業や運送業など実務的な法律をいくつかリストアアップして、選択できるような試験にしたほうがよいかと思われます。
行政書士が取り扱える業務範囲はひろいのですべては無理ですが、主要業務に関しては、実務にすぐ関係するような問題があると、有益かと思います。
しかし、試験問題が増えるとますます、合格率が下がってしまいますので、難しいところですね。