こんにちは、行政書士の高です。
「イメージ」
これは、ビジネスをしていくうえで非常に大切だと思います。
TVCMを見れば、一目瞭然です。
例えば、貸金業のCM。
有名なタレント・人気のあるタレント・綺麗な女性タレントを起用して、イメージアップを図ります。
当然、イメージはいいです。
やさしいイメージです。
助けてくれるイメージです。
それを見た消費者は、イメージがいいので、借りに行きます。
しかし、実際は、どうでしょうか。
貸金業者はグレーゾーンというあいまいな法律とCMによって消費者に与えているよいイメージだけで消費者が判断していることも手伝って、客観的に返せないとわかっているにもかかわらず貸します。
そのお金で事業がうまくいけばいいですが、結局返済可能額を超えている場合が多いので、失敗する可能性が高いです。
失敗するとドンドン下り坂です。
貸金業が業務停止となっていることを見れば明らかです。
もとをだどれば、企業のイメージ戦略によって、自分にとって都合のよい先入観をもちすぎたことによります。
借金はいけない!
そんなことはいうつもりはありません。
事業を行っていくうえで適切な借入金は、事業を円滑します。
事業の拡大のスピードを早くします。
ただ、イメージがいいからとって、そのとき適切な選択をしているとは限りません。
書店にいけば、これからは、
「ブランディングだ!」
という本がたくさんあります。
しかし、経営は実質です。
イメージだけで判断すると取り返しのつかないことになります。
実質を判断できる基準を自分の中で確立していくことが会社を経営していくのに必要な能力の1つではないかと強く感じます。
イメージだけで判断しない。
経営していくうえで忘れてはいけない指針の1つだと思っています。