こんにちは、行政書士の高です。
先日の「わかりやすい会社設立セミナー」に参加された方が、
「やっぱり、会社をつくるときは、専門家に依頼したいほうがいいですね!」
ということを言っておられました。
今回のセミナーは、個人事業と会社の違いを中心にお話をさせていただき、会社を設立するときの注意点として特に税金面での注意点を税理士の伊藤先生からお話いただきました。
僕もある程度は、会社設立時の税金については知識として頭に入れていますが、いろいろなケースを考えると税の専門家である税理士でないと適切な回答ができないと改めて感じました。
そのあたりを参加者の方も感じ、そのようにおっしゃったのだと思います。
新会社法になってから、書籍やネットで情報があふれていて、自分で会社設立をすることができるようになっています。
それらを参考にすることで、会社設立をするための書類は作成できるかと思います。
ただ、その書類を作成ために、どんなことに気をつけて、どのように決めればよいのかは書籍等では書ききれませんので、書いてありません。
例えば、
「奥さんを役員にしたほうがいいのかどうなのか」
ということで悩んでいたとします。
奥さんと言っても、専業主婦なのか?パートなどで収入を得ているのか?で変わってきますし、今後の事業展開を見据えたときに、奥さんを役員としないほうがよい場合もあります。
奥さんを役員にいれたほうがいいのか、ぞれともいれないほうがいいのか、という点を1つ取ってみても、個別の事情をお聞きしないと回答が難しいです。
また、感覚的にOKと思っていたことでも、法律に照らすと実は問題があるということが相談をお受けしているとよくあります。
自分で会社設立をするのも1つの方法ですが、専門家に相談してみると考えが変わるかもしれませんね。